韓国の外食で直面した問題 辛い物が苦手な日本人の場合
渡韓後、引っ越すまでナンピョン(夫)の実家に居候していました。
オモニム(義理母)はペスカタリアンで、乳製品・卵・肉・加工食品は召し上がりません。
毎食ヘルシーな韓食(ハンシク)をいただいていくうちに、無性にこってりしたものが食べたくなってきました。やがて、どうしても洋食を食べたい焦燥感に駆られ、こちらのお店に駆け込みました。
「SEOGA&COOK」ソガアンクック
韓国で人気のカジュアルファミリーレストランです(チェーン店)
店内はモダンな雰囲気。窓際はムードある照明。
家族連れやカップルが訪れていて賑やかでした。
メニューは写真と説明付き(英語)のため、韓国語がわからない私には非常に助かりました。自分で注文用紙に記入してから、テーブル横にある呼び出しボタンで店員さんに渡します(写真参照)
この時だけはキムチなど赤い色をした料理のことを気にしなくていい。サンクチュアリに辿り着いた心境でした。
韓国で洋食を食べるのが初めての私は、はやる気持ちを抑えメニューを開きます。
ハンサン(食卓)メニュー
🍳目玉焼きがトレードマークのようで、大体のメニューにのっています💛
複数人でシェアできるメニューが揃っていて一人前の量も多めです。
しかし、愕然としました。メニューに現れるキムチの文字と🔥辛い印。
韓国では「ロゼ」が辛いというのは承知していましたが、よもやボンゴレまで…🌶️
辛くないパスタは、クリーム系3種とシーフードオリーブパスタの1種でした。
私にとって辛さ=痛みであり刺激でしかないので辛さの向こうの側の美味しさが体験できずにいます。
専門店でないにも関わらず、辛さがオプションでなく、標準設定なのは辛み=味の元になる調味料でもあるんだとわかりました。辛さ(味)がある方がおいしいのですね。
リゾットも3種中2種に辛い印あり🔥ピラフは全部辛い印🔥
キムチピラフを目にして、韓国風洋食なんだと気づきました。
ステーキサラダは1/4種のみ辛い印🔥
ファヒータ(スペインの肉料理)もあります。こちらの辛い印はサブメニューのもの。
ピザは辛くないようです🍕
揚げ物とエイド(砂糖漬けフルーツの炭酸飲料)のメニュー。
キッズリゾット(離乳食)は無償提供とあります。親切なサービスですね👶
辛い印の多さに日和って引き返しそうになりましたが、呼吸を整え思い止まりました。
失礼ながら、辛さなしというお願いをさせていただき注文しました。
シーフードトマトリゾットとポークピラフです。1.5人前くらいの量でした。
お水はお店のラベルがついたペットボトルでの提供です。